最強の記憶術!関連付け法、記憶の宮殿
私たちは1度に7つくらいのことしか脳内で処理できない、それ以上になると前の情報を忘れてしまう。
記憶術も色々とあるが、私がこれまで読んできた本の中で最も記憶しやすかった記憶術を教えようと思います。これは簡単に短時間で覚えることができ、長期記憶にも残りやすいです。大きく2つプラスおまけをご紹介します。
関連付け法
関連付け法とは簡単に説明すると、言葉どうしを関連させてイメージによって記憶します。
例えば、リンゴとラッパ。私が無作為に選んだ言葉です。リンゴの怪物がラッパを吹いているという風に自由に想像するとします。次にラッパと本。ラッパから本がたくさん出てくるという風に想像しました(笑)
あほらしいですが、やってみるとすごい記憶法なので、お付き合いください(笑)
そして、どんどん言葉を関連させてしっかりとイメージします。
実際にやってみましょう。
ここに私が無作為に単語を10個載せておきました。
- ポスター
- 車
- 鳥
- パスタ
- 道路
- シンデレラ
- 海
- 髪の毛
- パソコン
- 木
これら10個の単語をそれぞれ前と後で関連付け法でイメージしてみてください。
ポスターと車、車と鳥というように10個すべて行ってみてください。
自由にイメージすることが大切です。最後までイメージできたら、最初から思い浮かべたイメージで単語を思い出してみましょう。すると、イメージによってはっきりと単語が覚えているのが実感できるはずです。1回で覚えきれなかった人は、2回やると大体覚えれると思います。
普通に単語を覚えようとすると、よほどの記憶力の持ち主でない限り難しいですが、関連付け法は誰でも簡単に使えます。知っておくだけでも、色々な場面で役立つと思います。
人間は文字よりもイメージ、つまり絵で覚えたほうが記憶に残りやすいことが分かっています。これを利用した記憶術です。
また、マインドマップというものがあります。放射状に物事を連想させてアイデアを生み出したい時などに使用するものです。枝分かれしている木も同じですね。
場所法
場所法は日常のある場所に物事を位置づけして記憶する方法です。
例えば、切手を買わなくてはいけないとしましょう。よくあるのが、あとでそれをしようと思って買うこと自体を忘れてしまうことです。あとで何かをしようと思ったとき、それが複数ある場合でも場所法は使えます。
切手を買うということを自分の家の玄関に位置付けます。この場合切手を思い出せばいいので、例えば大きな切手が玄関に飾ってあるという風に想像します。
すると玄関に行ったときにその切手が飾ってある風景を思い出し、これが切手を買うということを思い出すトリガーになります。
これを複数覚えておきたい場合は、自分の家じゅうの様々な場所にそれに関連する自由なイメージを位置付けておけばいいのです。
これを応用した「記憶の宮殿」と呼ばれる方法があり、自分の家ではなく、自分の頭の中で創った宮殿の中の様々な部屋に位置付けます。すると、宮殿を自由に拡大することもできます。
場所法もイメージを利用した記憶術で、日常生活で非常に役立ちます。お試しあれ。
名前を記憶する
最後に名前の記憶術をおまけとして紹介します。
4月になり、新社会人になる人もいるでしょう。そんなときに大事なのは人の名前を覚えること。実際は顔と名前とその人の特徴(趣味など)の3つを覚えておけば、好感が持たれやすいことがわかっています。しかしながら、初めて知り合う人の名前は中々憶えづらいものがあります。名前を簡単に記憶する方法をぜひ覚えましょう。
- まずは相手の名前を別のイメージと結びつけましょう。例えば、「けん」であれば、剣。
- 次に、相手の外見から印象的な特徴を見つけましょう。ひげやメガネ、鼻、ぱっちり二重など、何かしら選べる特徴がいいです。服装は変わりますのでやめましょう。
- 1と2を結び付けましょう。「けん」がメガネをかけていれば、メガネを剣で粉々に壊しているところを想像する。※これはあくまで例えです。
すると、メガネをかけたやつは「けん」という名前であることがイメージによって思い出せるようになります。実際にはメガネをかけた人はいっぱいいますが(笑)
他の人と差別化できるような特徴を見つけるのが望ましいです。
これが慣れてくるとその人がどんな仕事をしているかとか、どんな趣味をもっているかという情報も覚えられます。そして、あなたのことをしっかり覚えてますよと、アピールできれば、好かれること間違いなしです。誰でも覚えておいてくれたらうれしいですよね。
今回の紹介した記憶法は恋愛でもその他いろいろなことに応用できます。落としたい子がいる人は是非使ってみてください。女の子も覚えておいてくれると、嬉しいですし、話題にもつながりやすいです。
記憶のポイントは絵、つまりイメージ。学生もノートを取るときは絵(マインドマップ)でとってみるといいですね。マインドマップを知りたい方は調べてみてください。
参考文献