内向的をなめてはいけない
今回は内向的な人のための記事です。
内向的な人は実は有利だということを教えましょう。
まずは、直観で次の質問にあてはまるかどうか答えてみてください。
1.集団より1対1の会話のが好き
2.文章の方が自分を表現しやすい
3.一人でいる時間を楽しめる
4.他人の財産や名声に興味はない
5.世間話は苦手だが、自分の関心あることや内容のある有意義な会話は好き
6.聞き上手だと言われる
7.大きなリスクを避ける
8.邪魔されずに没頭できる仕事が好き
9.誕生日は家族や親友などごく少数で過ごしたい
10.落ち着いてるねと言われる
11.完成するまで作品を見せたくない
12.他人と衝突するのは嫌い
13.1人でやるほうが何事も早い
14.考えてから話す
15.楽しいことでも外出すると消耗する
16.出れる時でも電話にでないことがある
17.忙しい週末よりも何もない週末の方が好き
18.一度に1つのことしかできない
19.集中するのは簡単
20.授業はディスカッション形式より講義型がいい
当てはまった数を数えましょう。
10個以上あてはまれば内向的である傾向が強いです。
内向的、外交的の概念とはなんでしょうか?
それは外部の脅威に対してどう反応するかによって決まります。
内向的な人は外部の脅威に対して高反応です。つまり敏感だということ。
逆に外交的な人は外部の脅威に対して低反応です。
幼少期に未知のものがきたときに高反応であるならば内向的になります。
逆に低反応であれば外交的になります。
内向的な人は外部の刺激に対して、敏感であるから内側に入ってしまいます。
科学者などは内側にこもって考えるから内向的な人が多いです。
外交的な人は外部の脅威に動じないので政治家などに多いです。
内向的が外交性を発揮したら最強です。
なぜなら、内向的な人の方が感受性や自制心が高いので内向的な人は頭脳の部分では外交的に勝ります。
また、人の20%~30%は内向的な性格だと言われています。
外交的な人は大脳辺縁系が発達していて本能的な部分で行動します。
よって、報酬系でもあります。
内向的は偏桃体が恐怖に対してゆっくり考える時間をつくるので、
前頭葉で自己コントロールができます。
実は50%くらいは遺伝で内向的、外交的のどちらか決まります。
内向的な人は周りの影響を受けやすいので、付き合う人を選ぶほうがいいです。
そして、内向的な人は特定の状況下で外交的になれますが後ほど解説します。
内向的な人は前頭葉が発達して、自制心があるから成功しやすいです。
実は孤独な練習をしている人のほうが才能にあふれていたことも分かっています。
つまり、才能がほしいなら孤独になりましょう。一人で練習できるならそうしたほうがいいです。
話は変わりますが、マルチタスクは作業効率が50%低下して実際は終わっていないことが多いです。よって、モノタスクで一つ一つ集中して終わらせるほうがいいです。
内向的な人間はいい環境にいれば、才能を発揮します。
逆に悪い環境にいると、流されやすくなります。
内向的な人は人をよく観察します。よって、気が利く外交的は本当は内向的であるとわかります。それは相手のことをよく見ているからです。
ギャンブルにはまりやすいのは外交的です。報酬系だからです。
では、どういう環境なら内向的な人の才能が開花されるのでしょうか?
外交的な人は周りの環境に左右されません。
外交的な人は周りの音が72㏈まで下げると集中できますが、内向的な人は55㏈まで下げないと集中できないことが分かっています。
よって、スイートスポット(集中できる場所)をつくることが大事です。
恥ずかしくて顔が赤くなった方が相手からの印象がいい
赤面している=恥に思っていることです。
赤面は悪いことでないです。実は赤面は許してもらえる確率が高いことがわかっています。
あきらめそうな問題が出てきたときに、内向的は外交的より粘り強いこともわかっています。
内向的な人が内向的な才能を保った状態で外交的になるには??
自由特性理論とコアパーソナルプロジェクトというものがあります。
内向的は全神経をかけて集中しているときは外交的になれます。これを自由特性理論といいます。
つまりオタクのように好きなことをしているときは外交的になれるということです。
好きなことに没頭しましょう。つまり自分のコアパーソナルプロジェクト(好きなこと)を見つけてみることが内向的な人の才能を開花させる重要な要素になります。