寝すぎて頭痛になる原因は?
寝すぎて頭痛になったことはありますか?
私は時々あります。
休日になると、ついつい二度寝が気持ちよくて寝すぎてしまい、なぜか頭が痛くなります。しかも、それは中々治らなくて辛い経験をしたことがあります。
一体なぜ寝すぎると頭が痛くなるのか。
今回はこの謎について調査しました。
寝すぎで頭が痛くなる理由
寝すぎによる頭痛のメカニズムは、睡眠によって優位になった副交感神経の働きが活発になり、頭の血管が拡張します。血管が広がると、三叉神経を圧迫し、刺激をうけます。刺激が大脳に伝わり、痛みを感じてしまうのです。この場合は偏頭痛になります。
また、寝る姿勢が悪いために筋肉が緊張して起こる頭痛は緊張型頭痛になります。筋肉が凝ってしまって血の流れが悪くなるというわけです。そして、頭痛とともに肩こりを生じてしまうことがあります。
今説明したように、寝すぎによる頭痛には「偏頭痛」と「緊張型頭痛」があるわけです。
偏頭痛は目の奥や頭の側面に脈を打つように強い痛みが出ます。頭を振ったり、動かしたりすると痛みも強くなります。吐き気を伴う場合もあります。
緊張型頭痛は頭を締め付けるような鈍痛が起こります。偏頭痛とは違い、頭を振っても痛みが強くなることはありません。
頭痛を治すには?
寝すぎによって起きてしまった頭痛を治すにはどうすればいいのでしょうか?メカニズムを考えると、偏頭痛の場合、血管が広がって頭痛が起こっているわけですから、血管を収縮してしまえばいいわけです。頭が痛いからといって、頭痛薬を飲むのも体に悪いし嫌なので、血管を収縮するために、痛む部分をタオルに包んだアイスで冷やしたり、カフェインをとるのもいいでしょう。コーヒーもいいですが、緑茶や紅茶にもカフェインが含まれているので、コーヒーが苦手な方はお茶や紅茶がいいでしょう。
緊張型頭痛の場合は、肩や首がこっているので、こった部分のストレッチや入浴によって血行を良くしましょう。
寝すぎを防ぐには?
寝すぎを防ぐにはどうすればいいのか。
単純ですが、まずはしっかりと睡眠時間を確保することです。一般的に7時間寝るのが最も好ましいですが、10時間以上寝るロングスリーパーや3時間でも平気なショートスリーパーもいます。これは遺伝が関係しているので、睡眠時間をあえて短くしたり、長くしたりするのは体に毒です。自分にあった睡眠時間を見つけましょう。
寝起きが悪いことも理由の一つです。目覚まし時計を使うなら、音ではなく光で起こしてくれる目覚ましを用意しましょう。Amazonでも売ってます。なぜ光で起きるのがいいかはこちらの記事を参考に↓
肩こりがひどい場合も頭痛の原因になるので、肩甲骨はがしをするのがおすすめです。
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実際にこれをやると。かなり肩が楽になります!