ナンパのテクニックを心理学で解説してみる。最終回
前回ナンパのテクニックを心理学で解説する記事を書きました。
前回は導入編と会話編をお送りしました。今回はカフェに連れ出し編とホテル編です。
見事ストリートで女の子を誘うことに成功したナンパ師はカフェに連れ出します。飲みという手もありますが、女の子がついていきやすいカフェでのテクニックとその後ホテルへの誘いまでのテクニックを心理学で解説していきます。
カフェへ連れ出し編
ストリートで見事な話術で女の子を連れ出し、カフェへとやってきたナンパ師。カフェでは会話で女の子を楽しませないといけません。そこで少しでも面白くないやつだとか、ついてきたに値しないような接し方をすると女の子は幻滅してしまいます。カフェについてくる女の子は自分に興味をもってくれたことを忘れてはいけません。それは返報性の法則で相手を楽しませた結果、女の子はついてくるのではないでしょうか。
カフェではもちろん温かい飲み物を奢ってあげます。温かい飲み物を与えると自分も温かい人だと印象づけられるからです。
カフェ内でも女の子の笑顔を見るために、「笑い」を生み出します。ここでしておきたいのがLINE交換。LINEを聞くときはまず、電話番号を聞いてみます。そう、ドア・インザ・フェイステクニックです。まずは断られそうな頼みをします。たいてい電話番号は用心してダメでしょうから、女の子は断ります。そして、「LINEかカカオトークならどっちがいい?」と聞きます。これはダブルバインドです。2者択一で迫り、相手の「NO」を封じます。
まとめると、
男「そうだ!もう仲良くなったし、今度飲みに行きたいから(←理由付け)連絡先教えてよ!電話番号教えてくれる?」
女「え~、電話番号はちょっと、、」
男「そうだよね、不安だよね(笑)じゃあ、LINEかカカオトークならどっちがいい?」
女「それならカカオしてないし、LINEで。」
このときしっかり理由付けもします。実際に「~ので」とつけて相手を説得した場合、承諾してくれる確率が上がります。これは影響力の武器で説明されてあります。今回は「~だから」と話しやすい言葉にしておきます。
以上のような会話でLINEは容易に聞き出せるでしょう。ダブルバインドの効果は実証済みです。↓
カフェで女の子ともっと親密にならなくてはいけません。そこでトークテクニックとして、バックトラッキング+質問で相手の事を引き出します。自己開示の法則も取り入れます。自己開示の法則は自分の事を話すと相手もその話題について話しやすくなることです。また、このときやっておきたいのがグラステクニック。コップを置いたときに女の子が自分のコップを男のコップと近くに置けば置くほど親密になっているというテクニックです。そして、ミラーリングもさりげなく入れます。ミラーリングは相手の動きを真似ることで相手とフィーリングを合わせるものです。真似しすぎるとばれるので、相手が右手で飲んだら、3秒くらいして右手で飲むというように少し時間をずらしましょう。
カフェを出るとナンパ師は手つなぎチェックをするそうです。さりげなく手をつなごうとするか、「手をつなぐ練習をさせて」といって女の子の反応をみます。このとき女の子が拒否をすれば、公園などで散歩をして女の子を温めます。
手をつなぐことができれば、ここでホテルへと誘導をします。ここで男が引っ張っていかないと女の子はついていきません。
ホテルへお誘い編
女の子は安い女と見られたくないがために、嘘をついたりしてホテルへ行くのをグダります。これを「形式グダ」といいます。「今日はもう遅いから」とか「そんなつもりじゃない」と言うでしょうが、女の子も引っ張っていってほしいもので、男が最後まで女の子を強引に引っ張ってホテルへと誘導してあげます。ポイントは女の子にホテルへ行く理由をつくってあげることです。「もう終電なくなったね」でもいいと思います。
ここでダブルバインドを再び使うのもいいでしょう。「ホテルか自宅ならどっちがいい?」
また、誘うときに大切なのが「SPICEの法則」で出てきた「自信」です。説得するには「自信」も必要なのです。つまり、男が女の子の言葉を間に受けて家に帰してしまったら、自信は喪失します。女の子をホテルに誘う自信をもって、理由とともに誘導してあげます。
手つなぎのときに女の子が温まっていなければ、暗闇効果を利用して女の子をドキドキさせてあげたり、右耳から話しかけてあげたりして、女の子をその気にさせてあげます。暗闇効果は暗いところにいると親密になりやすいという効果を言います。
また、カフェの後に飲みに行くという手もあります。お酒の力を借りるとお誘いの承諾率も確実に上がると思います。
試したい方は是非試してみてください!
以上ナンパのテクニックを心理学で解説してみました。前回の記事と合わせて読んでみてくださいね。
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