習慣化のコツ~しょぼい習慣が脳を操る~
脳を操るしょぼい習慣のお話です。今回もメンタリストDaiGoのニコニコ動画から内容をまとめて書いています。
革新より改善が人生を変える
革新は抵抗感、コストがかかりすぎるのである。大きな革新は普通の人には起こらない。革新を夢見て改善を試みることが大切だ。
改善の本質とは小さな改良を継続すること=kaizenである。 これは統計学者エドワード・デミングの継続的改良
からきている。これをマッカーサーが日本に持ち込み、日本に馴染んでいったのである。
改善のポイントは?
小さな改良点をたくさん探すことが大切で、これを改善と言う。例えば、髪形を変えてみようかなどだ。
3つの脳を理解すれば自分が変わる
大脳基底核=呼吸と体温調節
大脳辺縁系=感情、闘争逃走反応
大脳新皮質=理性と自己コントロール、想像
という特徴がある。
大脳新皮質は特に瞑想で鍛えられる。
大脳辺縁系と大脳新皮質は戦っているのだ。大脳新皮質が勝った場合、新しいことができる。逆に大脳辺縁系が勝つと、自分が考えたことにストップをかけてくる。
つまり、私たちが大きな変化ができないのは、大脳辺縁系がそれを止めようとしているからである。逆に言うと、大脳辺縁系をすり抜けることを少しずつしていけば、抵抗を感じずに変化することができるというわけである。
大きな変化より小さな変化をつけていくことが、最初の一歩であり、最小の一歩である。
脳の抵抗=大脳辺縁系の闘争逃走反応をすり抜けるしょぼい習慣
小さな改善点を見つけるために、1日1分で何ができるか考えよう。
それを1ヶ月続ける→できるようになったら少しずつ増やしていこう。
脳を操るしょぼいファクター
行動できない理由
大きな夢を持つと大きな変化が闘争逃走反応につながる。よって行動ができなくなる。
脳を停止しない小さな質問でやるべきことを見つける
金持ちになりたいなら、何をすれば金持ちになるか?より何をすれば100円儲かるかを考える。つまり、すごく小さなことを叶えて徐々に大きくしていく。そのために恐怖感を迂回する質問を自分に投げかけよう。例えば、失敗しないとしたら何をする?という質問をしてみよう。
小さな思考マインドスカルプチャーを試す
苦難を乗り越え、達成し、喜びを感じることを五感をフル活用して想像してみる。例えば、スクワットをしている自分を想像して、達成し、喜びを感じていることを想像しよう。
自分の台本を作るワーク
自分のストーリーを作ろう。例えば、自分は今困難を抱えているが、それを乗り越え達成したという台本を考えてみる。
闘争逃走反応を生まない小さな行動で習慣をはじめよう。
今まで出来なかったことはもっともっと小さくしてできることから始めてみる。できるとこまで小さくすると、必ずできる。何をするかより、何なら今すぐ出来るかだ。
小さくするコツは最小時間/最近接であるということ。
小さな問題を見つけて小さいうちに解決
問題が大きくなるまえに対処する。
小さいことをすることに味をしめると先手が打てる。
将来大きな病気にかからないようにするために、今手を打っておくということだ。
小さなご褒美で内発的動機づけ
得られる感情や達成感をご褒美にして紙に書いて、挫折しそうなときに見よう。すると、自分はあの時こんなことを達成できたんだという動機付けが、自分を頑張らせる。
成功と失敗を分ける小さな瞬間を探す
エモーショナル(感情)ライフログを取る。なんで~したんだろうなと考える。どういう気分になったのかを記録しよう。これをすると成功と失敗を分ける瞬間が分かる。
出来た時、出来なかったときの小さな違いの瞬間を見つけよう。これは行うとビジネスチャンスも見えてくる。
最後に、おすすめのしょぼい習慣
- 朝起きたら1分でできることを決める
- 昨日より5分だけ早く寝る
- 悪い習慣をするときに時間をメモるだけ
- 運動はスクワット5回だけ
- 買ったら本の目次だけ目を通す
- 1分だけ瞑想
- 5分だけ昼寝
大きな変化をしたいなら、最初の一歩は最小の一歩で、小さな習慣を始めよう。
筋トレを続けたい人は一日一回やってみよう。
参考文献はこちら↓
- 作者: ロバート・マウラー,本田直之,中西真雄美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/05
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