筋トレと読書をこよなく愛する男のブログ

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こんにちは。こんばんは。筋トレと読書をこよなく愛する男、名はプロティンです。主に筋トレの方法と本を読んで知識提供をしてます。

「ぼくは愛を証明しようと思う。」を読めば、非モテから脱出できるのか?


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非モテから脱出するために必要なことが書かれている。「ぼくは愛を証明しようと思う。」

 

今回はこの本を読んで感じたことを要点をまとめていきながらご紹介。

 

 

 

非モテコミットとは

この本は小説の中に恋愛工学のテクニックを散りばめられている。そんな構成と思ってもらっていい。読んだ感想は、個人的に非常に面白い。主人公はいわゆる非モテコミットに属していた。

 

「ちょっと優しくしてくれた女を簡単に好きになり、もうこの女しかいないと思いつめて、その女に好かれようと必死にアプローチすること」

 

これが非モテコミットだ。

 

そして、主人公はフレンドシップ戦略も行っていた。

 

フレンドシップ戦略は「セックスしたいとは言わずに、親切にしてまず友達になろうとする。そして、親密度を高めていき、最後に告白したりして、セックスをしようとする戦略」のことである。

 

この2つがあることによって、主人公は女性関係に悩まされていた。

 

この本の要はナンパである

そんな中、永沢さんという人と出会い、恋愛工学によって女性を抱く日々が始まる。主人公は永沢さんに教えてもらいながら、徐々に多くの女性と関係を持てるようになる。

 

まず、クラブ、街コン、ストリートでナンパを行い、連絡先を交換した女とデートをする。初回のデートをした日に、セックスをする。という流れである。

 

その途中で様々な「恋愛工学」と呼ばれる女性を落とす技術を使っていく。その中には心理学でも使われるものもある。

 

恋愛工学の方法論として、

モテ=ヒットレシオ×試行回数

 ヒットレシオは女が喜んで股を開く確率、試行回数は出会ってデートしてキスしたりホテルに連れ込む回数。

 

試行回数を上げていくことがモテにつながる。

 

つまり、女性と出会う機会を増やすということ。

 

そこで、重要なのがナンパなのである。

 

恋愛工学のテクニックとは

恋愛工学で使われるテクニックが本書でも書かれているので紹介する。

 

相手がイエスと言う状況を重ねることによって、本当の質問に対してイエスを取りやすくなる。

「今日は暑いですね」「そうですね」

「こんな日はビールでも飲みたいですよね」

「飲みたいですね〜」

「これから飲みに行きませんか?」「いいですよ〜」

エスを言わせておくと、ラポール(親密空間)も形成され、相手の誘いにイエスと言ってしまいやすくなる。

 

ディスリスペクトの略で、恋愛工学においてはギリギリ笑える範囲で相手を馬鹿にしたり、からかったりして恋愛対象として興味がないように振る舞うこと。

 

  • ルーティン

女に話しかけたり、会話を弾ませたりするときに繰り返し使う台本のこと。

 

時間制限法のこと。女性に話しかけるときに「これから用事があって、10分しかないんだけど」という風にこちらが立ち去る時間をなるべく早く知らせること。そうすることで、ずっとしつこくつきまとわれる不安を解消することができる。

 

  • オープナー

知らない女性に話しかけるときに使うルーティンのこと。会話をオープンさせるからオープナーと言う。道聞きオープナーや写真オープナーなどがある。

 

  •  ペーシング

相手の話すスピードに合わせて、自分も同じスピードで話すこと。

 

相手の動作をバレない程度に真似ること。コップを持ったら、こちらもコップを持って飲むというような動作。

 

  • バックトラック

相手の言ったことをオウム返しにすること。

「ワインが好きです」「ワインが好きなんですね」

その後に質問を付け足すと、会話が途切れにくく、相手の好きなことも聞き出せるのでラポール形成には有利。

 

 

 

ACSモデルとは
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最後にACSモデルという恋愛工学のフレームワークを紹介する。

まず、Aフェーズで性的無関心さを装い女の自動迎撃システムをくぐり抜ける。自分の魅力を相手に気づかせながら、女と仲良くなっていく。

Cフェーズではライン等で和み、最初のアポがCフェーズのメインとなる。ここでは、安らぎを与えて、信頼を得る。つまり、ラポール形成。

 

最後にSフェーズ。女を発情させる段階である。ここで性的魅力を発揮し、性を意識させる。そして、女とセックスをするという流れである。

 

こうして、主人公は恋愛工学のテクニックを使って、たくさんの女と関係を持っていった。

 

恋愛工学で非モテ脱出できるのか

 この本を読み終えて、非常に小説として面白かった。

男がモテるための考え方というのが、学べる本ではあるが女性的には批判がくるのではないかと正直思った。

 

しかし、男性は実践すれば確かにこの主人公と近いところまでいけるのではないだろうか?

何事も行動だが、モテたい人はナンパを始めてみるのもいいのではないだろうか。

 

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